タイ人の人柄

微笑みの国の気質

タイは微笑みの国といわれます。
あまり争い事も好まず、のんびりした環境の中にあるため、こうした表現をされることがあるでしょう。

一度も植民地になったことがないということが大きな背景にありますが、その分愛国心が強く、王室に対して敬愛心が驚くほど強いのです。
王室関連のイベントなどでは、一般市民が総出で集まるといえるほどの数になります。

宗教的にも、信仰心が篤い国であるといえるでしょう。
仏教の教えをかたくなに守り、お互いを援助することをよしとしてきました。
農作物がよく取れる環境であり、お互いに合わそうことなく支えることができたため、仏教の教えがマッチしたともいえるのです。

そのため、徳を積めば来世も幸せになれると信じられており、熱心な仏教徒がたくさんいます。
教えの一つに、怒りという感情を表に出すことは、とても恥ずかしいことであるとされているため、微笑み続け優しく接してくれるのです。

徳を積むことをタンブンと呼びますが、そのために寄付を欠かしません。
とにかくさまざまな寄付をしてしまいますが、お金がなくても給料をタンブンしてしまうこともよくあるのです。
そして、拡大解釈をすることがおおく、タンブンさえしていれば多少の悪いことは許されると考えてしまいます。

この拡大解釈からも、短気な人も多かったりします。
微笑みを絶やさないようにしなければいけないと思っていても、タンブンすれば大丈夫と思ってしまうことがあるのです。
微笑みの国ではありますが、クーデターの多い国でもあることを忘れてはいけないでしょう。

働き者のタイの女性

多くの寄付をしてしまうお国柄でもありますので、基本的には計画性というものは希薄です。
持っているお金はすぐに使ってしまいますし、思い付きで何かを始めます。
ギャンブルも大好きで、すぐにお金をつぎ込んでしまうのです。

ですが、タイの女性は大変働き者で、必死にお金を稼いできます。
女性の進出が盛んであり、その分男性は働かずのんびりしている人が多かったりもするのです。
ですが、お金を使ってしまうようなギャンブルをする人も、圧倒的に女性が多かったりもします。

すべての人は平等ではない

タイは王政であり、すべての人が平等ではありません。
階級といわれるほどは強くは出ませんが、上下関係はきっちりとしています。
横に広がる社会体系を持っており、上下には付き合いは広がりにくく、友達同士など横のつながりは非常に強いものがあるのです。

大事なことですが、好奇心が強く清潔な環境を好み、何よりも楽しいことが大好きな国民性を持っています。
楽しいことを犠牲にしてまで仕事はせず、仕事の中に楽しいことを探して働きます。
会社になど忠誠はむきませんので、転職は当たり前で、楽しいことを邪魔されればすぐにでも休みますし、辞めてもしまうのです。
日本人とはかなり違う部分もありますが、心から付き合うことができる国民性であることは間違いありません。