タイの言語

タイの言語

独特の言語体系を持つ

東南アジアの国々の言語体系を見ると、植民地時代の影響が色濃く出てきます。
第二次世界大戦時まで大きな影響を残しますが、自国の言葉だけではなく、
英語やフランス語が言語体系に対して大きな影を残していることもあるのです。
しかし、タイは一度も植民になることなく、王朝が続いてきた国であり、
独自のタイ語を公用語としています。

ただし、現在のタイ語は中央タイ語であり、バンコク地方の言葉に
なっていることに注意しなければいけません。多くの人々が
入ってきていることで、タイ語といっても多くの方言も存在するだけではなく、
ラオス語のように似たような系統であるものの別の言葉も存在するのです。

多民族国家としての歴史をたどってこなかったことで、言語の融和が
図られなかったことは、タイの言語体系に大きな影響があります。
タイ語を母国語としなかった場合には、共通する言語が存在せず、
意思の疎通をとることができない場合もあるのです。
特に少数民族の使う言語は、全く通じないこともあります。

独立語であるということ

タイ語の特徴としては、独立語であるということがあるでしょう。
基礎知識として、下記のようなサイトを見ておくと、
独立語の意味が見えてきます。
>>http://www.fairgroundtheband.com/

独立語とは、接辞のような形態論がなく、1つの言葉が1つのことに
対応していると考えることができます。つまり、時制や格・数といったことで、
活用が変わらないのです。語順によって意味は変えられるものの変形しない
言語体系なのであり、主にアジア諸国でしか、こうした言語体系は存在しません。
ちょっとしたタイ語の基礎を見てみるだけでも、大体見えてくるでしょう。

サンスクリットに対応させるためのタイ文字

タイ語にはとても重要になってくるのは、タイ文字です。
シャム文字とも呼ばれますが、表音文字の一つとして考えることができます。
クメール文字が基本となっており、インド系文学の一つです。

上座部仏教を信仰している国でもあり、サンスクリットに対応できるように
開発されてきた歴史があります。そのため、文字としての体系は異なるものの、
スリランカやミャンマーとも源流を同じくする部分があるのです。

習うのは難しいのか

独立語である場合、大きな問題になってくるのが発音でしょう。
声調は5つありますが、問題になるのがタイ文字にはこの声調が
表記できないということなのです。

声調記号は存在するものの、かなり難解で複雑な形になっており、
正解も定義されていません。そのため、ほんの少しの違いでも、ベトナム語のように
意味が変わってしまい、通じないことがあるのです。

ですが、難解かといえば、そこまでではありません。
文法は単純な形になりやすく、語彙も多いとは言えません。
その代わりに、熟語が多くなることから、一つの言葉を覚えると、
複数の言葉の入り口にもなってくるのです。

ちなみに、同じアジア圏である日本国内でも、タイ語を学べる学校がありますが、
アジアを離れたアメリカ圏にもタイ語を専攻できる大学は少なくありません。
そのため、アメリカに留学するという形で、タイの言語や
歴史を学ぶ人も多く存在します。

【参考】
アメリカ留学(正規留学・短期留学・MBA取得)なら、NCN米国大学機構