シンガポールの言語

シンガポールの言語

近いようであまり知らない実態

シンガポールの名前は知っていても、意外とどんな国か知らなかったりするのは、日本人のイメージの中にある東南アジアの国々への知識の特徴でしょう。
特にシンガポールといえば、英語を使う国ではないのかと思ってしまいます。
これは行ったことがある人でも、錯覚してしまうことがあるでしょう。

シンガポールの場合、公用語に指定されているのは、英語・マレー語・中国語・タミル語の4種類です。
つまり、英語を使えば、シンガポールで問題はありませんが、ほかの言語を使ったほうが意思疎通の点で有利になることもあるということでしょう。
基礎知識として、こうしたページが役に立つはずです。
>>http://www.asia-station.com/kikou.shtml

また、人種と言語ということに焦点を当てたページも重要になります。
このほかにも文化として言語を考えているサイトもありますので、背景として何があるのかを調べるのも理解をするうえで重要です。

英語の存在している意味と影響

人種ということで行けば、シンガポールは中国系の人たちが圧倒的に多くなっています。
全体の75%ですので、4人に1人は中国系であるといえるでしょう。
続いて、マレー系14%、インド系9%というのが、大体の構成になります。

そのため、中国語が中心になりがちではありますが、実際にはそうはなりませんでした。
シンガポールの地勢的条件を考えた場合、ビジネスにおいても重要な地域なのであり、英語を使っていかなければ、商売にならないことは確かなのです。
そのため、英語が公用語として中心になってきているといえるでしょう。

問題もあります。
多民族国家であるがゆえに、シンガポールで使われている英語は、マレー語や中国語の影響を受けてしまっているのです。
そのため、独特の言い回しが存在するなど、かなり混在した使い方がされていくため、ナチュラルな英語であるとはいいがたい部分が出てきました。

さらに、国語として公用語となっているマレー語にも影響しており、公共的な部分でマレー語がつかわれたとしても、生活の中ではマレー語系の人人しか使っていないのです。
英語とマレー語の習熟を目指す教育環境も、こうした環境に対して大きな影響を与えているでしょう。
その代わりに、バイリンガルは当たり前で、年齢が上の人でもマルチリンガルな人はたくさんいるのです。

多様性が及ぼした結果

もう一つの問題が、母国語といっても多様性があるというところでしょう。
中国語といっても、非常に多くの形に分派します。
お互いで意思疎通ができるのかといえば、そうではないこともよくあることなのです。

シンガポールの中国語は、普通話と呼ばれている標準中国語のことを指しています。
しかし、マレー人の祖先には、この言葉を使っていた人は皆無なのです。
つまり、現在のシンガポールで言うところの中国語は、すでにシンガポールの中国語になっているといっていいでしょう。

マレーシアの言語環境は、非常にユニークなものがあります。
こうした二言語政策が続く限り、言語を学ぶ留学先として、シンガポールを選んでみるということもあるでしょう。