インドネシアの歴史

インドネシアの歴史は植民地の歴史

インドネシアの歴史は植民地の歴史といってもいいほど、色々な国から支配を受けてきた不遇の時代が多かった国です。

インドネシアのジャワ島、ここで発見されたジャワ原人の化石は世界を賑わしました。
1981年、ジャワ島に二足歩行の猿人が板という事が、この化石によって判明したのです。
その後、オランダ人の人類学者「ウジェーヌ・ドゥボワ」によって、インドネシア人の祖先と思われる人類が、約80万年から100万年ほど前に生存していたという事がわかりました。

紀元前1世紀あたり、この地に仏教文化、ヒンドゥー文化が伝えられます。
貿易商人が伝えたとされていますが、その後、4世紀から9世紀にはこれらの信仰を中心とする王国がたくさん作られ、寺院、また宗教関連の建造物の建築などが進み、スマトラ周辺、ジャワ周辺に、二大国が作られたといわれています。

インドネシア全域、またマレー半島の一部を支配したヒンドゥー教時代といわれる時代の最強王国が、「マジャパイト王国」です。
この黄金期を象徴する建造物が、たくさん建設されました。
13世紀になるとイスラム教が伝えられ、イスラム小国家が各地で作られるようになり、さらにイスラム教の布教が広がっていきました。

度重なる植民地支配

1511年、インドネシアはポルトガルの植民地となります。
しかしその後にはオランダの侵略が始まり、1691年にはオランダによって制圧されここに有名な東インド会社が設立されるのです。
インドネシアは古来より自由貿易が行われてきたのですが、東インド会社の設立によって自由貿易は否定されることになります。

この時、ジャワ、ジャッカル、スマトラ周辺が200年の長きにわたり支配下とされたのです。
しかしこうした中、古くから自由貿易を続けてきたインドネシア人の商人たちは強く反発し、1799年、東インド会社が解散後、インドネシア国民党の結成に合わせて、オランダから独立しようという運動が始まりました。

第二次世界大戦のさなか、1942年には日本軍の占領にあいます。
しかし1945年、日本が降伏する事によって敗戦となり、このことでインドネシアは、初代インドネシア共和国大統領「スカルノ」によって独立宣言されることになるのです。
こうした時代になってもオランダは幾度となくインドネシアを植民地化しようと武力闘争してきましたが、1950年8月、インドネシア共和国はやっと、完全独立を果たしたのです。
その後、スカルノ体制は1068年に終わりと遂げ、独裁となったスハルトの時代を経てやっと民主化が始まり現代に至ります。

インドネシアはこの様に植民地支配など、歴史の中で他国の影響力が強かった時代を多く持っています。
自由に暮らせる時代が少なかったという事もあり、なかなか統治できなかったのですが、現在は東南アジアの大国となり、広大な国土と資源が重要視されている国となっています。